【子連れ旅行記】『アマンダリ』バリ/インドネシア
2019/11/18〜22の4泊5日で、インドネシアのバリ島へ行ってきました。
我が家が泊まったのは、ウブドにあるバリ島初のアマンリゾート"アマンダリ"。もう30年以上の歴史がある老舗ですね。
ウブド中心地から程近く買い物や観光にも便利な立地ですが、ホテルそのものは30室しか客室がなく落ち着いた雰囲気。のんびり滞在を楽しむには最適です✨
デンパサール空港からは車で1時間以上と少し遠めだけど、ウブド自体が遠いので仕方ない。でも、空港までホテルの送迎車が来てくれるので子連れでも安心です。送迎車内では冷えたお水やビンタンビール、ナッツやクッキーまで用意され、Wi-Fiも飛んでいて快適でした。もちろんチャイルドシート付き。
バリの伝統建築をもとに造られた客室。一昔前の日本の家にも通じる温かみがあって、とっても落ち着きます。
ウェルカムドリンクやフルーツも。
アマン系列のホテルはどこも大人なリゾートというイメージがあり、子連れで大丈夫かな?という不安は少しあったけど、そんな心配も全く不要でした。
とにかくスタッフさんはみんな温かく、小さな子どもにもとても良くしてくれます。
毎日子どもとプール遊び。緑生い茂るアユン渓谷に面するインフィニティプール、とても癒される…日頃スマホやPCで酷使された目も回復しそう。水温もちょうどよく、日が落ちるまで十分入れます。(夜にはライトアップされたプールで一人ゆったりと泳ぐ欧米人男性の姿も。優雅…)
毎日16〜17時に、プールすぐそばのガゼボにてアフタヌーンティーが振舞われます。
地元の女性たちの手作りらしい、ローカルスイーツとジンジャーティー。着いた初日以外は毎日、計3回お茶を頂きましたが、すべて違うスイーツでした。
これがどれも自然な甘さで、本当に美味しい!私や息子はもちろん、夫もとても気に入って、3人でせっせと通いました。
アマンダリにいて温かさや居心地の良さをすごく感じたのは、こういう地元の方の文化や風習がしっかり根付いていて、それを私たちも感じられるところにあった気がします。
そういえば夜22時頃に外からホテルに戻ったとき、ちょうど勤務スタッフが入れ替わる時間だったらしく、従業員の方たちが徒歩やバイクで各々帰る姿が見えました。仕事のために他所から来た人達ではなく、この地で生まれ育ったローカルの方たちがこうして働いて私たちをもてなしてくれているからこそ、ここのリゾートは取ってつけたような不自然さがない、調和のとれた空間になっているんだなぁ。
こういうリゾートって、ありそうでなかなかない気がする。
話を戻して…
夫と子どもがプールで遊んでいる間に、マッサージも。スパのメニューはさほど種類はなく、スクラブなどのトリートメントメニューか、もしくはオイルマッサージか、はたまたフェイシャルケアか、という感じだった印象。
フェイシャルは苦手なので、バリの伝統的な技法と西洋の技法を融合させたというボディのオイルマッサージを受けました。ヘッドまで丁寧にほぐして頂き、気持ちよかった〜。
終わった頃には、辺りはすっかり薄暗くなっていて…
夕暮れ時がまたとっても美しい。
こういう景色をボーッと眺めている時間が一番の贅沢で、リゾートの醍醐味。
バーも素敵。
夜のロビー。
アフタヌーンティーが振舞われたプールそばのガゼボでは、夜は"リンディック"というバリ伝統の木琴の演奏が始まります。これが優しくて本当に良い音色。
プール側からホテルを見た景色。
正面の建物の二階が、オープンエアのメインレストラン。眺めと風通しがよく、また料理のクオリティも高く、毎回食事が楽しかった。
スタッフさんが宿泊客の情報をきちんと共有してくれているので、レストラン利用の際もいちいち名前を名乗ったり、帰り際にサインを求められたりすることもなし。サッと行ってサッと食べてサッとお部屋に戻れます。ストレスフリー。素晴らしいです。
ウブドの街中へのちょっとした送迎などはすべて無料で行ってくれます。
私たちは利用しなかったけれど、シッターサービスもあるよう。
すべてのスタッフが、決められた時間で動くというより、宿泊客の行動に合わせて臨機応変に仕事をしている様子で、外出やレストランでの食事中にお部屋の掃除も入ってくれるので鉢合わせることもありません。
とにかく居心地がよく、ホテル全体の空気感が心地よく、付かず離れずのサービスにとてもリラックスできた大満足のお宿でした。